積立NISAの創設

NISAって

 

NISAは少額投資非課税制度のことです。
現行のNISAは年間投資額が120万円までの枠内で購入した株式や投資信託から生じた配当が非課税になる、という制度です。

非課税の期間は、投資を始めた年を含めて5年間で、非課税枠は600万円(120万円×5年)です。

平成29年度の税制改正で、さらに若年層等の利用を促進するため、積立NISAが創設されます。

 

現行と創設される積立NISAの違い

 

現行NISA
・年間投資の上限額:120万円
・非課税の期間:5年間
・非課税枠:600万円(120万円×5年)

積立NISA
・年間投資の上限額:40万円
・非課税期間:20年間
・非課税枠:800万円(40万円×20年)

 

2018年1月から現行NISAと積立NISAいずれかの選択制となります。

 

積立NISAは年間の上限額は1/3となってしまいますが、期間が20年に延長されたため、非課税枠が200万円増えました。

低金利の時代ですから、普通預金に入れておいても大した金利はつきません。
積立NISAは年間40万円ですから、月3万円づつの積立くらいが限度です。

しかし、タンス預金や普通預金では減ることはなくても増えることはありません。
ハイリターンは望めなくても、少額の投資でコツコツ増やす最初の一歩としての選択肢が積立NISAです。

 

 

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