こんなやり取りがよくあります。
私 「月にどの位の売上が欲しいですか?」
お客様 「100万円」
私 「その内訳は?」
お客様 「・・・」
売上は内訳が大切
売上の目標を持つことは大切です。
ただ、100万円という数字は ”何となく” の場合が多いのです。
”何となく” の目標では、「こうなったら、いいな」
の枠を超えることができません。
単価×人数
まず考えるのは、この2つです。
最初は来店回数はおいておきます。
例)商品を3つ持っている場合
A 5,000円
B 30,000円
C 100,000円
Aの商品だけなら200人
Bの商品だけなら 33人
Cの商品だけなら 10人
この中から、現実的なバランスを考えます。
Aの商品を50人に、Bの商品を15人に、Cの商品を3人に買ってもらう。
これで100万円です。
↓
内訳を満たすと、次のステップが見える
売上の内訳を満たすと、どう動く必要があるのか見えてきます。
この場合、まずAの商品を売ることができるお客様を探す必要があることがわかりました。
Aに興味を持ってもらえるお客様に働きかけられる方法を考えることができます。
Aのお客様を集められる期間によって、売上の達成期間も変わります。
漠然とした100万円と内訳を考えた100万円では、同じ目標でも実現度合いが全く異なりますよ。
飲食店などでは、1日の売上に置き換えることで、目標額を達成しやすくなります。
内訳を考えても、実際にそうはいかないと思われるかもしれません。
でも、何をどれだけ売ればその金額になるのか、を理解しているのとしていないのは天と地くらい違います。